2013年08月28日

あなたの風はどこから?

フォリ助の夜、空いてますよと言われたので、
久々のシネマデート@としまえん。
「TRON」以来だね。
今日観るのは「風立ちぬ」。
私、ジブリを映画館で観るのなんてナウシカ以来だなー…
と思ったら30年ぶりになるのね!!
特大ポップコーンとドリンク2個セットという
すごくデーティな代物に気分がアガる☆
20時以降の上映は1200円ってのもいい☆
アゲアゲ状態での鑑賞となりました☆

話は変わって13年前の正月。変わりすぎー。
私が実家でテレビを見ながらくつろいでいると、
年賀状を分けていたパパンが、「コレを見てみろ」と
年賀状の束のひとつを手渡してきた。
当時、パパンは71歳。
大学を定年になって初めての正月だった。
渡された年賀状は、同じく定年になった教授達からのものだった。
目を通してみると、近況のようでありながら、
世の中に対する不平不満が書き連ねられたものばかり。
学のある言い回しが、より一層、不満を強固な印象にさせていた。
「なにこれ…」と眉間にシワをよせていると、
「こっちを見ろ」と別の束を手渡してきた。
そちらは何というのだろうか、当たり障りがない感じだが、
一行添えられた文章に、いたわりの心が感じられるというか…
「まともな感じだね」と言うと、
「そうだろ?」とパパンは満足げだった。
そして、最初の不平年賀状を忌々しそうな顔で睨みながら、
「こいつらは相手が正月に目にすることなんて
ひとつも考えていないんだ」と吐き捨てた。

「老人が歳をとったら丸くなるなんて嘘だぞ」
「丸くなれる老人は、元から丸かったヤツだけだ」
「イヤな老人は、もっともっとイヤなヤツになる」
「歳をとるっていうのは、そいつの本質が濃くなることなんだ」

果たして「文章の質で年賀状を分ける」という行為が
どんな性質が濃くなって行われたことだかはわからないが、
その遺伝子をとりあえず持ってしまっている私は
何となく気が引き締まるような、将来が怖くなるような、
「それこそ正月に話す内容かよ」って思うような、
なんとも複雑な気分になったことがあった。
あれから13年分、私の人生は煮詰められたはずだが、
このままで大丈夫なのだろうか…

私は作品を作る時も、メールを打つ時も、
もちろんブログの文章を書く時も、
この時のパパンの言葉をよく思い出す。
煮詰められきってからでは手遅れだ。
今のうちに薄めたり、出汁を入れておかないと
とてもじゃないけど喰えない代物になってしまう。
そこに「思いやり」があるのか、
私は味見をかかさないようにしているつもりだ。
(それでも失敗するんだけどね…)

で、話は戻って「風立ちぬ」。
私、これを観た人が「ハヤオくんをどう思ったか」を
すごく知りたいなーと思いました。
私の感想は「おしゃべりとお絵かき会」で☆
結局宣伝!!

蛇足
フォリ助とも意見が一致したのだけれど、
エンディングの「ひこうき雲」って合ってなくない?
聖子ちゃんの方が合ってんじゃない?
「涙顔見せたくなくて」って。「草の葉にくちづけて」って。
エンドロールの間「?」って気分でした。
ユーミンにスポットが当たるなら何でもいいけど☆
ちなみに映画を見ながら私の脳内で再生されていたのはこの曲でした。
っつーかこのPV。

ジロウ様のお通りだい☆って感じが痛快だったので。
posted by 大久保ニュー at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
年賀状の話、刺さりますね。

ニューさんの書いたものは思いやりがあるのと、偏ってなくて好きです(ドサ告)。
私は煮詰めたらしょっぱくなりそうだなー、涙のアクアパッツァ・アッコの気まぐれ風。
当然赤いよ!
…できるだけ滋味を入れたいです。

風立ちぬの感想聞きたーい!
Posted by センパイ at 2013年08月31日 10:51
センパイへ
ありがとー☆っつーか遅レスごめんなさい!!
煮込まれ人生、どうなるんだろうね…
もうすでに3倍に薄めないと喰えないような気が…
岩清水のような男子で薄めたい!!

「風立」、私にとってのタイトルは
「風立ってるみたいだね」でした☆
Posted by にゅー at 2013年09月12日 14:22
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