2025年01月29日

映画知らずの映画感想記2023&2024+宣伝

あけましておめでとうございます☆
1月中は新年のご挨拶セーフにして!

なんとなくここでは観た映画を記しておきたいなあ…と思いつつ、
配信映画もそんなに観ることもなく…
2年の月日が流れてしまいました…お元気ですか?マイ・フレンド。

相変わらず掘り下げる気ゼロで何の深みもない、
ほとんど内容と関係ないことを書いている映画鑑賞記を残そうと思います。
思いっきりネタバレしてるかもしれませんが(一応しないように努めました)、
お好きな映画をdisってるかもしれませんが(一応同上)、
こんな観方をした人間もいるんだなあとお楽しみいただけたら幸いです。
では2023年の1月からどうぞ☆


RRR
23-01-01.jpg
前年の「どうして4DX化しなかったの??映画」第1位だった当作。
IMAXで復刻上映というので映画初めに選んでみた。
私は普段、4DXは最前列で観るのだが、
習慣でついこの映画も最前列の券を買ってしまった。
「わ…さすがに字幕を最前列で観るのはつらいかも…」と焦ったが、
心配無用だった。最高だった☆
特にトラックの荷台が開いたシーン!!
あれを最前列で見上げながら圧倒されたこと、生涯忘れることはないでしょう。
もちろん映画が訴える熱い主張にも圧倒された!!!
そして私はまだパンフを買い続けている。
寝る前にパンフを眺めるという行為が私を安らかな眠りに誘ってくれるからだ。
この映画を観た後、たまたま同時期に観た友人がいて
「結局『RRR』ってタイトルは何の意味なんだろ?」という疑問に
「それ、パンフに書いてあったよ☆」と得意げに教えられたので、
これからもパンフを買い続けると思います。
ちなみに「Rise(蜂起),Roar(咆哮),Revolt(反乱)」らしいよ。
23-01-02.jpeg
やっぱり私はビーム派だよね☆
そしてやっぱり4DXで観たいよー!!!


アントマン&ワスプ:クアントマニア
23-02-01.jpg
2023年は年始に4DXがなかったのかちら…。
確かに今年も2月は手薄だわ…3月まで飛ぶ。
まだまだマーベルというか映画初心者な私は当然前作知らず。
でもいきなりオープニングで心掴まれた。
なんせミッシェル・ファイファーの戦闘シーンだよ!?
「マレフィセント2」で最高のラスボス像を魅せてくれたファイファー様。
その彼女がまたアクションで魅せてくれた。
それだけで満足度MAX☆
でもね…ずっと心で思ってた…
「また家族愛かー!!」って。
どうして私はこんなに家族愛ネタでシラケてしまうんだろう…
って答えはわかってる。
「生まれただけ」で手に入った恩恵に興味がないんだ。
「夫婦愛」は後天的努力だから大好物だよ☆
23-02-02.jpg
なんか色々と問題があるらしい彼だけど、
私はカーンの顔が好き☆
大量カーン、一人くらい貰えないかな…って思ったよ。


シャザム!〓神々の怒り〓
23-03-01.jpeg
もちろん前作まで未見。
これまた家族ものだけれど、養子一家の物語。後天的☆
後天的な出来事じゃないと自分が重ねられない私は何なのだろう…
てか重ねたがるのは何かの疾患なのかちら…
もちろん良い家族でいるために努力がいることはわかってるよ☆
養子たちを育てている両親がセクシーなのがとてもよかった。
おそらく素敵なコミュニケーションが取れているであろう
夫婦間のやりとりをもっと見たかったなー☆(←ニッチな要求)
ルーシー・リュー様が活躍していると嬉しいのは
アジア人だからではなく「アリーmyラブ」が好きだったからです。
ヘレン・ミレン様への喜びは「ワイスピ」のファミリーだから☆
23-03-02.jpeg
ナイスパパ大賞☆


シン・仮面ライダー
23-04-01.jpg
仮面ライダーはオンタイムで好きだったはずだけど、
ウルトラマンほど記憶に残ってないのはなんでだろう…
怪人よりも怪獣の方が好きだったからかな。
確かストロンガーの靴とアマゾンの水筒を持ってたはず。
初代はあまりに昆虫っぽくて好きになれなかったような…
なんて状態の私は一人で観るのが怖くて(?)エヴァ好きな面々と鑑賞。
わーい、これも家族ものだったね…
でも泡になると場内に甘い香りが漂うのが笑ったわー。
感動的なメッセージシーンで「椅子が動かない!!」と
発狂しそうになったことを友人に伝えたら
「それもう病気…」と怖がられた。ごめん。
23-04-02.jpg
ウルトラマンに引き続き、斎藤工様の色気にひれ伏す。
登場するだけで画面が華やぐ!!


ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り
23-05-01.jpg
以前「怒りのデスロード」を見た時、
マックスの仮面が割れた瞬間に
「この唇、以前に描いたことがある!!」と思い出したことがあった。
昔、ギャル誌で映画のコラムの仕事をしていた時に
トム・ハーディの似顔絵を描いたことがあったのだ。
「いい唇だなー…」と惚れ惚れしながら描いたので覚えていた。
そしてその衝撃が再び。
主役男性の顔を見て「この眉、描いたことがある!!」と思ったら、
なんとトムハの似顔絵を描いた映画で主演だった方だった。
クリス・パインの眉は「主張が強いなー!」と記憶に残っていた。
いやー、今思い出しても「Black & White」は面白かったなー☆
あ、この映画も面白かったよ!
ワイスピでおなじみミシェル・ロドリゲスが
がさつな女戦士役ってのがグッときたよね☆
23-05-02.jpeg
その女戦士の元夫が超キュート☆ 
ハングオーバーの人だったのか!!


ザ・ホエール
23-06-01.jpg
今年2本目の4DXじゃない映画。
それでも観た理由はもちろん「ブレンダンが主演だから☆」。
とか言いながら彼の作品をみるのはずいぶん久しぶり。
たぶん「エリートをぶっとばせ」以来。
かなりふくよかになった印象を持っていたので、
チラシを見て「まさかここまで増量したの?…」とおののいたが
特殊メイクだったんだね。一安心。
本編はいきなりブレンダンのオナニーで始まる。
ファンとしては大狂喜すべきところだが、
ルックスが違いすぎて軽い喜び。
私の中のルッキズム…いや、喜びはしたんだよ?
感動作っぽい作りだったけど、私は感動の波に乗りそびれた。
本当に悩んでいる人に寄り添ってない気がして…。
私って正直☆
23-06-02.jpg
でもやっぱりブレンダンは困り顔が似合うよね☆
またしても習慣で最前列で観てしまったが、
ブレンダンが立った時「でけー!!」って思えてよかった。


ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー
23-07-01.jpeg
ゲーム好きでありながら、あまりマリオに思い入れがない。
ゲームが得意な人のプレイを後ろから見ていた記憶ばかり。
なのに初日にいそいそと観にゆくのだから
本当に私は4DXが好きなんだなーと思った。
そして今までなんとも思ってなかったマリオにときめいてしまう。
ゲームと違う声がよかったのもあるけれど、
ブルックリンに住むイタリア移民という設定が
「ちゃんと働いてる男」と思わせてよかったのだ。
でもこれも家族映画だよね。
そして私はこの家族がとてもイヤだった。
だから最後、ストーリーとは関係なく、
「家族から開放されたんだね☆」という喜びに包まれながら
二人のジャンプする姿を眺めていました。
4DX的には文句なしの爽快感。超最高☆
23-07-02.jpg
本当は門番のゴリラにいちばんときめいたけど、画像が発見できず…。
マリオは現実の男感があってよかったよね。
一緒に観た友達に「首の匂いを嗅ぎたい」って言ったらドン引かれた☆


ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3
23-08-01.jpg
マリオが大ヒット!!というニュースを目にするたび、
これは去年の「トップガン」のようなことになるのでは…と心配していた。
4DXは基本1日に6回しか上映しないので、
大ヒット作が生まれると他の作品の枠がなくなるのだ。
その悪い予感は当たってしまい、普通は最低でも2週間は上映するのに、
この作品は10日間で終わってしまった。
最終日に豊洲まで行って駆け込み鑑賞。
これまた前作まで未見。いや去年の「ソー」でチラッと観てたはず。
でも全く覚えてないので気分は初見☆
スースクの監督作だというので、もしや合わないのでは…と心配していたが、泣いた。
ひどすぎるよ…って泣いたし、友情最高☆って泣いた。
23-08-02.jpeg
もうこの表情を見ただけで泣ける。
ずっと幸せでいてほしい!!


ワイルド・スピード/ファイヤーブースト
23-09-01.jpeg
これも初日にお台場で、なんと4DX初体験で
さらにワイスピも初見という瓜さんと鑑賞。
ただでさえ待ちに待った公開だというのに、
瓜さんに気に入ってもらえるかでドキドキ2乗!!
前回で宇宙まで行ってしまったワイスピ。
あれ以上に大きな設定にできる?…と思っていたが、
今回は「家族愛」がテーマだった。
私的に地雷だった…わけでは全然ない。
途中「家族を作れない奴は生きてないも同じ」みたいな台詞があり
善良な瓜さんはその台詞に引っかかっていたらしいが、違うの!
あそこで言った「家族」は「ファミリー(含む仲間)」のことだから!!
後天的に築き上げた信頼の結晶なの☆
まあ、運転が上手くてケンカが強くないとファミリーにはなれないけど…
それにしても「ファイヤーブースト」ってサブタイトルの秀逸なこと!
文字だけでも心浮き立っていたが、実際ブーストがかかった時
「ホンマにファイヤーブーストや〜〜〜!!」と
大振動に足を上にあげながら感涙を流したよ☆
23-09-02.jpeg
弟がファミリーになってて笑った&よかった☆
続きが超楽しみ! 早く!!!


クリード 過去の逆襲
23-10-01.jpg
これまた今までを未見。
「ロッキー」は4しか観たことがない…そして何も覚えてない…
でも絶対にこの作品を観たかった。
公開前は「どうか4DXでありますように!!」と祈っていた。
というのも予告で、ボディーにパンチを受けたイケメンの背中から
玉のような汗が飛び散るシーンがあったから。
「あの飛沫を浴びたい!!」という強烈な願いがあったのだ。
で、そのシーン。思いっきり浴びたよね。達したよ☆
それにしても主人公のセレブリティ生活っぷり、
日本のボクサーもちゃんとセレブ生活が送れているのかちら…
スポーツマンは夢のある職業であってほしい。
おまけのアニメは「本当に日本の昔のアニメが好きなんだ!?」とビックリした。
23-10-03.gif23-10-02.jpeg
メインの二人、どちらも可愛かったけど、
修行相手が「シャン・チー」のレーザーフィスト君だったのが一番興奮した☆


リトル・マーメイド
23-11-01.jpeg
元のアニメはもちろん未見。
でも予告を観てから期待しまくっていた。
マーメイドが歌いながら岩場に乗り上げるシーン!
背後から波がザパーンと打ち寄せてくるのを観て
「この飛沫を…恋飛沫を浴びたい!!」と強く思ったよね。
「クリード」に続く飛沫映画。
で、最前列で恋飛沫を浴びれて満足度MAX!!
でも他は…あまりピンとこなかった…かも…。
だって恵まれた環境にいる若人たちの物語だから…。
「女の子には度胸が必要☆」っていうのは
「15歳、プロ彼女」と同じく諸刃の剣だな
…って思ったことはものすごく怒られる感想かちら。
とりあえず「運って大切だよね…」とはしみじみ思った。
漁師のおじさんが紳士でよかったよね☆
23-11-02.jpeg
過保護なパパ、セクシー☆
と思ったら「デューン」で一番セクシーだと思ったパパ役の方だった。
セクシーパパ大賞!!


ザ・フラッシュ
23-12-01.png
思い出深い…というのも公開前にママンが入院したからだ。
20年前にパパンが倒れた時は、全てをママンに任せてしまっていたので、
病院とのやりとりやら介護申請やらを夏・体験物語。
ちょうど連載が一段落して「さて遊ぶぞー☆」と予定をいっぱい入れていたが、
狙ったかのように病院から呼び出され、ことごとくキャンセル。
たまたま空いた夜、すがりつくような気分で映画館へ行ったなあ。
何十回も観ている4DXのデモ映像が本当に嬉しかった。
で、本編。楽しかった。
でも主人公が亡くなった母を救おうとして大変なことになる話で、
ちょうどママンの延命処置の拒否にサインしたばかりの私は
ぼんやりした気持ちになってしまった。
本当に楽しかったんだけど。
23-12-02.jpeg
ジョージ・クルーニーは出てきた瞬間にわかった。
彼のバットマンは観たことがないけれど…
でもやっぱり笑っちゃうほどセクシー☆


スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース
23-13-01.jpeg
この夏、この映画と「フラッシュ」が同日公開だった。
同ジャンルの映画が同時に4DXで公開って、とても珍しいこと。
連日は観にゆけない状態だったので「長くやってそうなのは後回し!」…
にして大正解だった。私も映画の勘というものが育ってきたね☆
で、初めて見るアニメ版スパイダーマン。
もちろん前作は未見。
予告でも感じていたが、すごくスタイリッシュな画面!
オープニングでソニーのロゴが出るのだが、
その映像があまりにかっこよく、
「あ、これ、私が子供の頃に憧れていたソニーの感じ☆」と胸が高鳴った。
4DX的にもグワングワン動いて楽しかった…けど…
私、やっぱりマルチバースにノレない人みたい☆
現実にあったとしても、あまり興味ないかも…
23-13-02.jpeg23-13-03.jpeg
これまた家族を救う物語。
パパが警官って憧れるよね(イケメンだったらの話だけど)☆


インディ・ジョーンズと運命のダイヤル
23-14-01.jpg
前日、ママンが退院したのだが、全然治った感じがしない。
できるだけ優しく接しようと思っても、色々な難題が重なり、
つい言わんでいい投げやりなことを口にしてしまった。
己の器の小ささに落ち込んだ状態での鑑賞。
沁みた…じんわりと落ち込んでいた心に沁みた。
やり直せるのだ。というか、やり直そうとすればよいのだ。
それまでの自分にこだわる必要はないって話に思えて泣いた。
前年、1作目を観ていたおかげでラストシーンもボロボロ泣いた。
私は回想シーンを見せてくれない映画には不満が募るタイプだが、
息子エピは話だけなのがいいなと思った。
こんな感慨初めて!
23-14-02.jpeg
インディが脱いでくれて歓喜の声を上げたよね☆
画像を見つけられず血の涙…
インディは永遠にかわいい。三浦友和様と同じフォルダに入れた。


ハリー・ポッターと賢者の石 4DX3D
23-15-01.jpg
実家との往復の中、なんとか仕事終了。
しかしママン再入院。相変わらず病院からは突然に呼び出される日々。
またしても予定が入れられない
当日に友達から映画のお誘いがあり、一緒に観ることになった。
こういう当日のお誘いはその場で判断できるのでありがたい…。
ご飯も一緒に食べたりして、予期せぬ楽しい一日だった。
豊島園がハリポタ祭りだから観ようかな…って理由で観たけれど、
私はもちろん原作も映画もオール未見。
そして「え?」ってことが多くて、入り込めなかった。
つくづく私にはメジャーな思考回路がないんだなあ…と落ち込んだ。
でもさすが古い映画らしく、3Dが飛び出してくれた
(3Dは子どもの目に悪いということで、飛び出さないのです…18禁にすればいいのに!)。
あの球技のボールが目の前まで飛んできて超嬉しかった☆
23-15-02.jpeg
ハリー、大人になっても可愛いんだね☆


ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE
23-16-01.jpg
ママンが手術することになり転院。
それがまたスムーズに進まず、本当に疲れた。
転院先が実家の隣町なのにバスに乗って、電車を2本使って、
またバス…という超辺鄙な場所だったのだ。
もちろん病院はコロナ禍なので面会できない。
なのに何かと呼び出され、そのたびに乗り換え&乗り換え…
そんなギリギリポッシブルな状態の日々の中での鑑賞。
そしてこれまたシリーズ未見☆
鑑賞後にツイッターで「ゴンドラ〜空撮〜パーティーの座席の動きが素晴らしくて
泣いたよね」ってつぶやいてた。
思い出した。あまりに揺れの連携が見事すぎて泣いたんだ。
当時、何度も予告で見た崖から飛び降りるシーン。
「4DXで観たら気持ちいいんだろうなあ…」と想像して
その通りだったのだが、まさかその後がすごかったなんて予想外だった。
足が上になるほど揺れながら痛快すぎて笑ってしまった。
そして昨日「パート2」の予告を観た。
もう泣きそう。超楽しみ☆
23-16-02.gif
予告で観て「なんて印象に残る表情だろう…」と思った女優さん、
これは確かに「ホワイト・ウィドウ」って顔。女優☆


トランスフォーマー/ビースト覚醒
23-17-01.jpg
ママンの手術が成功。
集中治療室にいるのでもちろん面会はできないが、
それでもやはり呼び出される。
東京からだと乗り継ぎも悪く、2時間以上かかってしまう。
猛暑で汗だくになりながら何度駅のホームでアイスを食べたろうか…
セブンティーンアイスの棒を捨てながら
「今日は絶対映画を観てやろう」と思ったことを覚えている。
そして映画館が夏休みで混んでいたことも覚えてる。
絶対コロナになりたくないのでパンフの購入をスルーした。
映画の中身は…移動が多いんで楽しかったけど…
「車泥棒」ってことが脳から離れなかった。
私、こんなに狭量だったっけ??
その昔、ゴールドライタンってアニメのキャラが好きだったので
キャラはみんな可愛いと思ったよ☆
23-17-02.jpg
彼の鼻の穴が動くのを確認するたび、優しい気持ちになれた☆


バービー
23-18-01.jpg
ママン退院。4DXじゃなかったけど、記念鑑賞。
なんかSNSでも熱い感じだったので、話題に乗ろうかと…
うそ。シャン・チーの彼が出てたからってのが大きな理由☆
…ここまで気軽に書いてきたが、ここで手が止まった。
ぼんやりした感想だけ書くと「雑…」って思ったよ☆
話し合うネタになる気マンマンなくせに展開が雑!
たぶんそんなことにバービーを使われたのがイヤだったんだ。
うちのバービーもケンも仲いいのに!!!
23-18-02.jpeg
それでも彼は輝いてたよ☆(出番少なかったけど…)


ホーンテッドマンション
23-19-01.jpg
毎年、年末に開催するイベント「中年放談」で
「2023年のベスト」としてこの映画と「死霊館のシスター」を挙げた。
泣いたよ。とにかく泣いた。感動で。
でもこれも元のアトラクションが好きな人にとってみたら
「お涙頂戴話に使われてしまった…」って苦々しいことなのかちら…
2次制作ってむつかしいね。
でも元を知らない私(ディズニーランド知らず)は泣くほど心打たれた。
「恐怖との向き合い方」というテーマなのだろうか。
映画館からの帰り道、ずっと泣いてた。
私が好きな「はみ出し者の寄せ集め」が活躍する話だったってのもある。
乾きまくった心に優しさが沁みたぜよ!!
あ、でも、子どものエピソードだけは「そこ描けよ!!」って思ったよ。
泣きながらだけど(重症)。
23-19-02.jpg
船長の霊が好きだったんだけど、写真を発見できず…
主役の子、かわいすぎた☆


MEG ザ・モンスターズ2
23-20-01.jpeg
私の中ですっかりサメ映画ブームが去ってしまっていたが、
この続編のニュースは心ときめいた。
やっぱり私はデッカいサメがシンプルに襲ってくる映画が好き☆
ホラー映画っぽい前半の深海バトルもよかったし、
Z級映画っぽい後半のビーチ対決もよかった。
舞台が「ファン・アイランド」って最高!
そしてなによりステイサムが常に超最高だった☆
「もっと水が飛んできてもいいんだよ☆」と思えるくらいの
最上級アトラクション映画。大好き☆
23-20-02.jpg23-20-03.jpg
なんなんだろう…普通にかっこよくて強いのに、
なぜかユーモラスに感じてしまうのは。
失礼だけど真剣な顔ほど笑える。大好き☆


グランツーリスモ
23-21-01.jpg
やはり思い出すのは「フォードVSフェラーリ」。
カーチェイスで揺れまくりだろうと期待したら、肩透かしだったあの映画…
この作品も実話だというし、レースシーンは少ないのかも…
とか思いながらも観に行ってしまう私(重症)。
でもよかった。とにかくレースシーンの見せ方が上手かった。
空撮で見せるレース場で風を感じたり…いい!
実話ということは途中の事故も本当にあったのだろうが、
あの振動もよかったなー…(最低発言)。
成長物語としても素晴らしかったです!
23-21-02.jpeg
この二人の薄い本ってあるかちら?(最低2)


死霊館のシスター 呪いの秘密
23-22-01.jpg
予告を観た瞬間からずっと祈ってた。
どうか…どうか4DX上映でありますように!!!と。
いつの間にか大好きになっていた「死霊館ユニバース」。
その最新作をこんなに楽しみにしている自分が新鮮☆
そして期待通り、最高の映画だった!!
派手に動く映画ではないけれど、ジワジワ動く座席がたまらない。
そして溜めてからのビクッと動く衝撃!!
今作ではあの雑誌がめくられてゆく風や、
ステンドグラスを見つめる時に吹く風が最高だった☆
シスターフッドに男女の愛に不器用な想い。
やっぱ死霊館ユニバースは愛なんだよなー!かーっ!!
そして何と言ってもアイリーンとフレンチーの関係!!
世界一美しい友情だよね☆
ずっと泣いてた!!(←美しすぎて)(←重症)
23-22-02.gif23-22-03.jpg
もーっ、今回のフレンチーの衣装、どれも最高だったー!!
そして夜中にランタンで照らされた瞳! 世界一きれいな青だった☆


白鍵と黒鍵の間に
23-23-01.jpeg
今年3本目の4DXじゃない映画。
冨永監督の作品ってオープニングが流れる景色って多くない?
もちろん「4DX向きなんじゃ…」って思ったよ☆
私はほとんど情報を入れないでの鑑賞だったので、
あの仕掛けは単純に「え!??」って驚いた。
その昔、友達から「絶対に観ない?」と聞かれて
「うん」と答えてしまったがために
「シックスセンス」の仕掛けを聞いてしまい、
後々すごく後悔したので、私は言わない☆
ちなみにものすごくいい音響らしい上映だったのだけど、
それしか観てないので、どう素晴らしいのか不明だった。
違いがわからない己の耳が悔しい…
劇場ではオリジナルカクテルが売られていて気分が上がった☆
こういうことみんなやってほしい!!
23-23-02.jpg
ヒコはCHAKKARIしてるけど可愛いキャラを守ってた☆
福津くんも尾本くんもよかったよー☆


ザ・クリエイター/創造者
23-24-00.jpeg
前日、たまたま電話をしていたフォリ助も観るというので
私がまとめてチケットを予約した…そして寝坊した!!
久しぶりに映画館までタクシーに乗った。飛ばして速く!!!
人間VS人工知能。
私は1ミリも勝てる気がしない…
でもあのAI、私なら撃てるなって思った(人でなし!)。
ケン・ワタナベだったら撃てないけど☆
人間、適材適所ってのがあるものよね。
ちなみにフォリ助と4DXを観る時は私だけ最前列なのだが、
今回フォリ助も最前列で観るというので、ど真ん中の席を譲った。
鑑賞後、「よく最前列って首が痛くなるとか聞くけど、
4DXのシートはそんなことなくない?」と聞いたら
「痛いです…」と言われた。
言いづらいことを言える関係っていいよね☆
真ん中の席、譲らなきゃよかった!!
23-24-02.jpeg23-24-03.jpeg
色っぽい主役の男子が「テネット」の彼だって気付けなかった…
でも女子が「エターナルズ」の女子って気づけて嬉しかった☆
(「この川原亜矢子に似てる子は…って前も何かの映画で思ったな!」と)


ゴジラ-1.0
23-25-01.jpg
国産ゴジラ映画を観るのって何十年ぶりだろう…
小さい頃は本当にゴジラが好きで、
映画や図鑑を見たり、カードを集めたりしていたのに…
ちなみに当時はメカゴジラとバランがお気に入りだった。
そして色々な怪獣が登場するパーティー映画が好きだった。
だから今回、ゴジラさんしか出ない感じだし、期待していなかった。
もっと怪獣達に翻弄されてガンガン座席が揺れてほしいのに…
と思っていたら、海での戦いが多かったからか、ガンガン揺れた☆
銀座崩壊の余波や戦闘機もよかったなー!
しかし、女性の扱いにはうんざり。
男への文句は、ちゃんと男が言うべき時代だぜ!!
そこだけは頑張ってほしかったぜよ…
23-25-02.jpg
本当に何の情報も入れずに観たので、最初は神木くんだって気づかなかった!
最初のシーン、かわいかったな〜☆
すかさず「スペース整形」で名前検索したことを許してほしい…


マーベルズ
23-26-01.jpg
せっかくディズニー+に入ったんだし…と
マーベルの作品を時系列順に観ることにした。
確か2作目がこの作品の前作にあたる「キャプテン・マーベル」だった。
フューリーが若いので驚いたら、デジタル加工だと知り更に驚いた…
ってことしか覚えてなかったが、今作を鑑賞中に色々思い出した。
そうだ、主役の子は私が初めて観た4DX映画にして大傑作
『キングコング:髑髏島の巨神』のヒロインだった子だ!
あー、なんか記憶を無くしてた時代の親友っていたかも…
あー、この猫、いたいた!!
脳トレのように繋がってゆくわずかな記憶。
やはり配信映画もメモを残さないと定着しないものだなあ…。
そして今作も特にメモしていたわけではないので、
「展開が早すぎて、途中で理解するのを放棄した」って記憶しかない。
紅白を観ていてラップの歌詞を目で追うことをやめてしまうのに似ている。
つまり今っぽい作品ってことかな☆どーん!!!←天誅
ちなみに「時系列順に観よう計画」は5作くらいで挫折した。
やっぱり4DXじゃないとダメみたい☆
23-26-02.jpg
楽しかったとは思ったはずだよ(曖昧だけど)☆
この彼が華麗すぎて面白かったのは覚えてる!


ナポレオン
23-27-01.jpg
予告を観るたびに「無縁…」と思っていた。
絶対に4DXにはならないだろうと思っていた。
なのにまさかの4DX化! 選考基準を教えてくれ!!
で、観たわけですよ(重症だから)。
何がテーマなのか全然わからない作品だったけど、
「戦争はよくないね」と思えたので反戦映画だったのかな…
別に観なくても思えてたけど。
でもこの映画にはすごいシーンがあった。
なんとセックスシーンがあったのだ!
裸すら映らない、交尾みたいなセックスだったが、2回も!!
こんなにハッキリとセックス描写がある4DX映画は初めて!!!
なのに座席はピクリともせず…
ホアキンの突きを感じられたら大名作だったのに〜!!!!
「キングダム」でも思ったけど、他言語での歴史物って
当事国ではどんなふうに感じるのかちら…自由だね☆
23-27-02.jpg
御婦人役だった人、こないだインポッシブルで気になった人だ!
私、この方のお顔、好みなんだわー。ミステリアス☆


ウォンカとチョコレート工場のはじまり
23-28-01.jpeg
もちろん『チャーリーとチョコレート工場』は未見だよ☆
予告を観て「シャラメ君だ!」って思ったから、私もだいぶ映画慣れしてきたね。
てか「ティモシー・シャラメ」って名前が覚えやすいよね。
声に出して言いたくなる名前だよね。
マリア・シャラポワ的な感じで。
で、本編。
正直に言えば予告を観た時は「4DXじゃなければいいなあ…」と思っていた。
だって、あんまり揺れそうにないし…(4DX重症者のいけない予測です)
でもそんな予測は裏切られ、いや、あんま揺れなかったけど、
「4DXで観れてよかったー☆」と心から満足した映画だった。
最高に可愛く空を飛ぶシーンで座席がゆったりと揺れ、
「素敵〜!」とご機嫌になったら、4DX効果でシャボン玉が降ってきたよ☆
あまりにファンタジック&愉快で感涙!!
映画館からの帰り道、シャボン玉を思い出したら、また泣いてしまった。
本当に重症!!
23-28-02.jpeg
シャラメ君の嘘を丸っと信じちゃうとこが…っつーか
好きな人のために頑張る男子は良いよね☆


ウィッシュ/「ワンス・アポン・ア・スタジオ」
23-29-01.jpg
2023年の映画締め。
最初にディズニー100周年アニメが上映される。
退勤後のディズニー本社(実写)の中を膨大な登場人物たち(アニメ)が闊歩する短編映像。
私はディズニーのゲームアプリで長らく遊んでいるので、
「あ、あのキャラだ☆」と嬉しくなったが、ほとんどの作品自体は観たことがない。
それでも嬉しい気持ちは本当なので、「知ってる」って大事な親しみ要素なんだなあ。
そしてその親しみがタレント議員が誕生してしまう元凶なのかもしれない…と思った。
実写とアニメの融合なんて今更驚くことでもないけれど、編集のすばらしさに感動した。
これ、4DXで観たかったよーーー!!!

で、本編の「ウィッシュ」は今っぽい設定で(チョコレート工場と被ってたけど)、
未来を作る子どもたちが持って欲しい勇気を描いている…かな…と思った…けど…
要は「ドラえもん」なのよね。
私が子どもだったら「俺にはドラえもんがいないしなー…」と落ち込みそうな気がした。
いや、私はずっとヒネたはみだしっ子だったから、大多数の子は勇気をもらえたはず☆
あとジジイと母親と王妃は呼び出して説教したいと思った。
踏みにじりやすい大人を描くのは、子どもに勇気を与えるかもだけど☆
それにしても王様、歪んでたけど一理あるから可哀想だったね…
1年の締めが「…」で終わるのもなんなので、楽しかったことを探すと、
島民全員で合唱するシーンで「♪諦める〜ことは〜…ない!!」の
「ない!!」のポーズが面白かった。
あれ、一緒にポーズを取りたかったよ☆
23-29-02.jpeg
王様が福山様だとエンドロールまで気づかなかった。
無礼者の歌、いちばん良かったなー。


長い…長すぎるよね。でもまだ半分だよ?
私は勢いづいてるから、このまま2024年のことも続けちゃうね☆


エクスペンダブルズ ニューブラッド
24-01-01.jpg24-01-02.jpeg
2024年一発目。景気良さそう☆
たしかこのシリーズは午後ローで何回か観たことあるはず…
豪華キャストが出てるってこと以外覚えてないけど☆
先が読める展開といえばそうだけど、
私はあの満を持しての爆撃シーンは最高だと思った。
座席でひっくり返りそうになりながら声を出して笑ったよ☆
それにしたって見どころは、ステイサム様と元カノの絡みだろう。
激しすぎるファイトに座席もブンブン揺れた。
そしてあれが求愛行動だったとわかった時、
この揺れは前戯だったのか!!と驚愕&興奮。
4DX史上、いちばんセクシーな揺れでした☆
24-01-02.jpg
かわいい男子がいっぱい出てたけど、
ニューはやっぱりステイサム様☆(「美穂はやっぱり雪見だいふく」の節で)


アクアマン/失われた王国
24-02-01.jpg
ジェイソン・モモアのことはすぐ顔と名前が一致したし、
もう何本か観ている。とてもかっこいいと思っている。
でも、あの人懐っこい笑顔を観ても「怖い…」と思うようになってしまった。
これは「ワイスピ」の影響。役者って大変ね…。
で、初めて観たアクアマン。
なんとなく海の中がおどろおどろしいな…と思ったら
「死霊館」の監督の作品だったのか!と驚いた。
そしてニコール・キッドマン似の美女が登場し、
「この系統の女子は受け継がれるんだなー…」と思っていたら
御本人で驚きアゲイン。ピッチピチやがな!
楽しかったけど、話は結局、家族愛と世襲問題の話だったよね…
24-02-02.jpeg
これまたかわいい男子だらけだったけど「死霊館」のエドがおるやん☆


ゴールデンカムイ
24-03-01.jpeg
去年の秋「マンガ教室の先生」というものをやった。僭越ながら。
本当に僭越ながらやらせていただいた。
最初の授業で生徒さんたちに「好きな漫画は?」と質問したら
全員が「ゴールデンカムイ」と答えたのです。全員が!!
その時、私の漫画を挙げた人がいなかったから…というわけではないが
原作未読のまま映画を鑑賞しました。
すごかった…すごいお金がかかってる!!
最初の戦闘シーンから座席も揺れる!!
わ、話も面白い…(←やっぱりちょっと僻んでる)。
だけど途中で思った。「丁寧に作りすぎじゃない?」って。
結構時間がたったと思うけど、まだ全然話が進んでないような…
と思ったら「続きはWOWOWで☆」だった。
え…観たいんだけど!!(結局見てないけど…)
24-03-02.jpg
パンフレットでのキャストのコメントがほとんど全員
「原作が大好きだったので光栄です!」で、それは素直に羨んだよ☆
全員かわいかったけど、「イップス」にも出てた彼は特上☆


猿の惑星/キングダム
24-04-01.jpeg
「猿の惑星」って…観るのは1作目以来だ!!
しかもすごく小さい頃にテレビで観た以来
(1作目って68年制作なんだ!?)。
予告で人間の美女が猿の奴隷になるシーンがあったので
ものすごく卑猥で現代的な話では??と予想を立てていたが、
健全(?)な復習&成長物語でした。
もう現実世界で猿以下の話がいっぱいなので、
猿社会を特別ひどいものとも思えなかったのが辛いね…。
これまた「ラストで大振動!!」があって大歓喜でした。
24-04-02.jpeg
ノア、繊細な表情がかわいいね☆


ゴジラxコング 新たなる帝国
24-05-01.jpg
私の4DXデビューはコング。
コングが面白すぎたから、私は4DXにハマったのだ。
つまり私にとってコングは「初めての男」のようなもの☆
そんな彼が虫歯に苦しんだり、ゴジラに慌てたりする顔を見せてくれた…
もうそれだけでこの映画は最高。
私はゴジラ映画に人間ドラマはそんないらない派なのですが、
今回のは大幅に人間シーンが減ったのも最高でした☆
全然話は飛んで「ゴジモス」。
なぜかゴジラシリーズではゴジラとモスラは仲良しで
そのカップリングは「ゴジモス」と称されている。
そして今回、コング×シーモで「コンシモ」が誕生した。
しかし海外ではそれぞれ「Mothzilla」に「Shimong」。
レディーファーストなのだ。
先日、呑み屋で隣になった男子の名前を聞いたら
「母親と父親の名前から一文字ずつもらいました」と言うので
「海外的だね☆」と言ったら不思議顔をされました。
24-05-02.png
でもとにかくコングなのだ!!
この後のガッツポーズでときめきすぎて昇天したよ☆


マッドマックス:フュリオサ
24-06-01.jpg
前作は友達の家でみんなとDVDで観た。
「やっぱりトムハの唇はいいなー」と思ったのと
「4DXだったら楽しかったろうなー!」と思ったことは覚えてる。
で、フュリオサ。
そうだよ、砂漠が舞台だから楽しそうだと思ったんだ!
普通、カーチェイスは左右、船は上下の揺れだが、
砂漠のカーチェイスは上下左右に揺れまくる。楽しい!
いちばん印象的な振動は断末魔だったけど☆
しかし、肝心な会話が聞けないところが、全く想像がつかなくて、
「私、話が全然わかってないの…?」と
落ちこぼれた気分になったので、帰り道は暗かったなあ…
24-06-02.png
わからなかったけど、彼はきっと素敵な言葉を口にしたはず☆


バッドボーイズ RIDE OR DIE
24-07-01.jpg
ウィル…私の想い人…とか言いながらほとんどの映画は観ていない。
例のテニスの映画も4DXじゃないのでスルーしてしまった。
CDはフレッシュ・プリンス時代から、ほとんど全部持ってるのに…
本当に4DXにしか興味のない人なんだなあ…私。
で、もちろんシリーズ未見で、初めて観たバッドボーイズは…
めちゃくちゃ可愛かった!!
特にクンニのシーン☆
やっぱり困り顔が輝いてこそスターだよね!
この映画を青春時代に観ていたら理学療法士を目指していたかもしれない…
ウィルと結婚できるなら!!
24-07-02.jpeg
プレッシャーに押しつぶされそうにお顔もSOOO CUUUTE☆


クワイエット・プレイス:DAY 1
24-08-01.jpg
これまたシリーズ未見。
最終日に豊洲まで行って鑑賞。
先に観ていた編集さんから「ロードムービー」と聞いていたが本当だ。
アクションホラー映画でありながら、立派なロードムービーだ。
しかもピザを食べに行くのが目的ってのがオシャレだし泣ける。
ご存知、「音を立てたら即終了」な世界のお話なので
座席も動かずシーンとする時間がちょくちょくある。
普段なら座席を叩いて「席が休んでますよ!!」と怒る私(重症)だが、
この映画では動かない時に化け物が近づく振動がしたりして
本当に臨場感のある怖さを体験できた。最高☆
ところがだ、後ろの席にずっとおしゃべりをしてる&
なにかビニールみたいなガサゴソ音を立てているカップルがいた。
顔でも叩こうかと思ったが、突然化け物が襲いかかってくるシーンで
カップルの女子が「うわっ!!」と叫んだ後、
小さな声で「私、今ので死んでたね…」と言うのを聞いて笑ってしまった。
「本当に食べられたらよかったのに…」と思ったのは内緒だよ☆
24-08-02.jpg
看護師の彼、性格から表情筋から超好み☆
ちなみに電気がついてからもちろんカップルの顔をチェックしたが、
普通に気の利いた感じの若人たちでガッカリした。ガッカリ?
きっと私、ブサップルを期待してたんだ…私の心がいちばん不細工!!


怪盗グルーのミニオン超変身
24-09-01.jpg
数年前、ミニオンズとコラボしたピーリング剤を使っていた。
ミニオンズ柄のパンツも持っている。
なのにシリーズ未見だよ☆
唯一知ってる情報は「主人公の吹替えが鶴瓶」ってことだけ。
冒頭のドライブシーンでもう大満足。
他にも目まぐるしい展開が座席を揺らしてくる。最高☆
最後の歌唱シーンでは選曲含め心の真芯を撃ち抜かれた。
「いがみ合いの果てに、こんな花が咲く日があるなんて素敵…」と思った。
私が「他人事だったらそう思えた」こと、忘れないでおこう。
思ってた以上に面白かった。
そして思ってた以上に鶴瓶の顔が浮かんだ。
グルーの顔は好きだけど、どうしても鶴瓶が…
個性の扱いって難しいね☆
24-09-02.jpeg
ルックスは好きなのに…


デッドプール&ウルヴァリン
24-10-01.jpg
デッドプールもウルヴァリンももちろん未見。
オープニングでポップにザクザク人が殺されて、
あー、この手のやつか…と心が離脱。
私、前世で何か悲惨な死に方をしたのか、
殺される方にシンクロしてしまうので、
次々殺されてゆくと「もういいよ…」と何も感じなくなっちゃうの。
気にしないで、前世のせいだから☆
予告でマドンナの曲が流れていたのが気になっていたが、
本当に丸々使われていてビックリした。
そしてマドンナをBGMにザックザクと惨殺☆
しかし、その時、私の心は離脱してなかった。
もうウルヴァリンのかっこよさに釘付けだったから☆
色男さえいれば、どんな世の中だろうと生きていけそう!
ところでこの映画のパンフ。
過去一ショボいって思ったんだけど、世間はどうだったんだろう。
小さいのはまだ許すけど、ウルヴァリンの写真がねーよ!!
24-10-02.jpeg
そりゃまあハマるよね☆


ツイスターズ
24-11-01.jpg
初めて予告で観た時から予感はしていた。
「絶対に私が好きな映画だ!!」と。
異常気象映画(午後ローでよく流れる)は大好きだったが、
お話が…その…偉そうにいうけど、お粗末なものが多い。
でもそのお粗末さも大好きだった。
どう転んでも絶対大好き☆と喜ぶ気マンマンで初日に駆け込んだ。
そしてもう打ちのめされた。
なにもかもが最高やんけー!!!!
楽しい…というより、充実しすぎて身体も脳も喜びの塊になった。
帰り道、途中の喫煙所で一服したら「うれしい…」って独り言が出るくらい。
竜巻による激しい揺れはもちろんだが、
挫折と再起の波状攻撃も素晴らしい!
そして何よりロマンスがしっかり描かれているのが最高だった!!
弁当に例えるなら「真ん中にドーンとステーキ弁当」くらいの充実感☆
二人が交互に竜巻発生のメカニズムを語るシーンとか、
「説明セリフがこんなにエロくなるなんて!!」と感動した。
どうしよう、もうメロメロ。
トータルで6回観た。全然足りない。
死ぬまで毎月一回は体感したいくらい大好きな作品になった。
唯一お粗末なのは、オープニングで草原に立つ主人公のシーンで
場内に吹く風を感じるたびに鼻水を垂らすほど泣いてしまう私だけ。
あー、やだやだ。もう観れないなんて、体験できないなんてやだ!!
でもこんな気持ちになれて、本当に幸せ。ありがとー!!!!
24-11-02.jpeg
グレン・パウエルがヤバいのは観た人全員が思ったことだろうが、
私はダリル・マコーマックの色気にもノックダウン!!
彼が主演の「Good Luck to You, Leo Grande 」を死ぬまでに観たい!!


フォールガイ
24-12-01.jpeg
「ツイスターズ」が上映延期になり、
この映画を観るか、ツイスターズをおかわりするかで悩んだが、
「こっちが先に終わりそうだな…」と予想を立てて正解だった☆
スタントマンである主人公が犯罪者に仕立てられてしまう話だが、
フェイク動画が証拠として成立してしまうのが怖いわー。
私もたまに利用しているけれど、AIに対する怖さみたいな。
私より私らしい存在ってそのうち簡単にできるんだろうな…
私、スキルも語彙もそんなにないから…ぎゃー!!
アクション映画の話なので、座席が揺れまくるシーンがたくさん☆
でも、おしゃれな2分割画面の時に全く座席が動かなくて…
もちろん座席を叩いたよね☆(重症ゆえ)
24-12-02.jpeg
この殿方、ブラックパンサーのエムバクくんだ!
パンフ買ってよかったー☆(自力じゃ気付けなかった…)


エイリアン:ロムルス
24-14-01.jpg
(※ここから感想が暗くなってゆきます…)
冒頭、本当に無音の中、無人の宇宙船が漂っている。
「怖い…」最前列で「そういえば怖い映画、苦手なんだよな…」と
何度目かの軽い後悔。それでも観るから4DXの引力ってすごい。
そして宇宙船が起動して座席がブルっと震えた瞬間、
足が上に上がるほど驚いてしまった。
珍しく隣に人がいたのに恥ずかしい!!
でもその後はパニック&アクション映画だったので、楽しく観れた。
そう、楽しかったのだ。
なのに映画館を出て歩いていた時に
「あれ、パンフレットを買わなかった…」と気づく。
パンフがあるかどうかの表を見もしなかった。
今にして思うと、この時買っておけばよかったと後悔しているが、
その後悔は後ほど…
24-14-02.jpeg
アンディ、本当に可愛かった☆
欲しい!!!


ビートルジュース ビートルジュース
24-13-01.jpg
その昔、初めて一人暮らしを始めた頃、
レンタルビデオを借りるのが楽しみだった。
たしか3本を4泊5日レンタルとかで千円だった気がする。
でも当時はとにかく呑み歩いていたので、
結局2本しか観れずに返却することが度々あった。
そして、何度借りても観れなかった映画が
「グラン・ブルー」と「ビートルジュース」だった。
この2本は未だに観ていない。
てなわけで35年前の1作目のキャストがそのまま☆ってのに
ノレないのが悔しい…観ておくべきだった…。
これまたオープニングが車のシーンだったが
「悠長…」と感じた。全体的にもそんな感じだった。
私、刺激に慣れすぎたのかな…と思い、
またもパンフレットをスルーしてしまった…
24-13-02.jpeg
イケメンってどうなってもイケメンなのねと思った。
本当に好きなのはお祖父ちゃんだったかもだけど写真を発見できず。


鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 真生版
24-15-01.jpeg
前年、この映画を観た友達から
「金田一映画っぽいBL☆」と勧められていたのにスルー。
もちろんスルーした理由は「4DXじゃないから」。
めでたく4DX化したので鑑賞したよ☆
思い起こせば妖怪大好きっ子だった幼少時代。
それは水木先生の「妖怪なんでも入門」シリーズのおかげだ。
もちろん鬼太郎も漫画で読んでいたし、アニメも観ていた。
本当に大好きだったのだ。
だからだ。目玉親父のことが気になってしまい
ずっと「何で…?」って思いながら観てしまった。
ラストで見事に漫画へと繋がるので、
これを知ってたら優しい気持ちで観れたのに!って思った。
割と本当に気持ち悪い話(褒めてる)だったし、
昭和設定だけど現代的な話だなーと感服したけれど、
BL感と4DX感が私には弱かった。
またまたパンフレットスルー。
24-15-02.jpeg
いや、水木が女子ウケするのはわかるよ☆


破墓/パミョ
24-16-01.JPG
もうこの時には「最近の私、なんかおかしい…」と思っていた。
別に生活上で落ち込んでいるわけでもないのに
4DX映画に対しての熱意が冷めてしまっていた。
いかんいかん、せっかく見つけた喜びなのに!!
この時は「ジョーカー」も上映されていたが、
何も知らないホラー映画のこちらに賭けてみた。
「死霊館」みたいな興奮をくれないかな☆と思って。
「韓国で観客動員1200万人の大ヒット」なんて熱そうだし☆
エイリアンと同じく、オープニングのタイトルが出た瞬間、
足が上に上がるほど驚いてしまった。いいねいいね〜☆
…しかし、そこをピークに落ち着いてゆく心。
「これも『新感染』みたいに韓国の歴史を理解してないと
よくわからない感じなのかちら…」とか
「『哭声』みたいに宗教的バックボーンを理解してないと…」とか。
更には「これ…怖いのかちら…」とか…。
最終的に「私…本当に冷めてしまってる??」と怖くなった。
やだ! 私、本当は怖がりやなんだよって言いたい! 可愛いんだよって!!
ちなみに韓国は人口5千万ちょいらしい。すげーな!!
24-16-02.jpg
もちろんチェ・ミンシク様の素敵さには熱くなったよ☆
若山富三郎系イケメン!!


ヴェノム:ザ・ラストダンス
24-17-01.jpeg
いよいよ自分が怖くなってきたが、
「ヴェノム」は前作も前々作も4DXで観てるし、
絶対楽しめるはず☆とウキウキしながら劇場へ。
うん…楽しかった…けど…
予告で見て絶対にすごいだろうなーと思ってた馬のシーンは
最高の揺れだったけど…
ヒッピー家族とのやりとりは素敵だったけど…
あんまり覚えていなかったりして…。
これはたぶん、パンフレットを見てないからだろうな…。
ヒーロー物は設定が複雑すぎて、
元々戦闘に興味のない私には相関図が浮かばないんだ。
そう、またもパンフを買っていないのだ。
「もう買わなくていいや」って気分になってる。
あんなにベッドでパンフを眺めるのが楽しかったのに!
パンフを見て、ようやく作品が理解できる人だったのに…
私、たぶん不感症になってしまったんだと思う…
24-17-02.jpeg
トムハが可愛いのは映画を観なくたってわかること…


レッド・ワン
24-18-01.jpg
予告を観た時に胸が高鳴った。
たぶん、この作品が私の不感症を直してくれるはず!!
勢い込んで初日にチケットを取って映画館へGO☆
チーン…
鑑賞中、頭の中にそんな音が鳴り響いた。
宙を舞うソリ、氷上カーチェイス、派手なアクション…
すべて楽しいはずなのに、心が踊らない!!
チーン…って音がする…。
そしてその後、バーで友達と話していたら
友達が「理想の麩饅頭があるから、
他の麩饅頭を食べても期待外れに感じてしまう」という話を聞き
「私もそれだ!!」と気がついた。
「ツイスターズ」が理想すぎたのだ。
そして接種しすぎたのだ。
確かに頭のどこかで「『ツイスターズ』に比べたら…」って思ってた!
これはどうしたらいいのだろう…と考えた結果、
「なんでもいいから4DXが観たい!!」と思えるまで
映画を観ないほうがいいという決断をした。
思えばコロナの自粛明けに観た映画、
世間の評判はひどかったけど、本当に嬉しかったもんなあ…
ということで淋しいけれどしばらく引退します!!
「吉原炎上」での峰子様のように
「なんでもいいから男が欲しいんだよ!!」ってレベルになる日まで…
24-18-012.jpg
「ここ噛んで」が素晴らしいのはもちろんだけれど、
このシーンも最高だよね☆


ビーキーパー
25-01-01.jpg
そして3ヶ月が過ぎた。
一体何本の4DXを見送ったろう…
でも本当に心から「観たい!!」と思える気持ちになれるまで…
セルフ緊縛状態で勝手に切ない気持ちに浸っていたら、
映画の趣味が合う編集さんから「大久保さんが好きな映画だと思います!」と
この映画を勧められた。
「ステイサムが主演」ってことしか知らなかったが、
編集さんの「痛快です!」という感想を聞いていたら観たくなった。
残念ながら4DXじゃないけれど、行ってみるか!!
…私は今、この決断をした自分を褒めてあげたいと思っている。
そう、大当たり。超面白かったのだ!!
ラストシーンの後、エンドロールが流れた瞬間、
「これで終わりか☆」と最高に愉快な気分になった。
まあとにかくステイサムが強い。桁外れに強い。
巨悪を倒すために圧倒的な強さでガンガンガンガン倒し&殺してゆく。
「こんな話を喜ぶほど、自分の心は荒んでいるのか…」と
ちょっとだけ反省してしまったが、それはほんのちょっと。
「でもこんなに強い男は実際にはいないんだよね…」と
悲しくなってしまったのは割と大きい悲しみ。
それは「あいつ、ステイサムが倒してくれねーかな☆」という
薄汚い他力本願な気持ちとセットだ。ひどいね。
私も、そして時代も。
でも思った。「私は…ステイサムに殺されないような人間になる!」と。
それは「お天道様の下を歩ける人間でいたい!」って感じ。
私にとってステイサムは「お天道様」になったのか。
ありがとう、ステイサム。
私の心には青空が広がっている。
そしてそして、9月から陥ってしまった不感症が治ったかも!
次は何を観ようかな〜☆
25-01-02.jpg
このシーンのこの表情だけで丼飯が食えるわ〜。
もちろんパンフを久しぶりに買った。
どの写真も超絶かっこいいのはもちろん、
強すぎるゆえの可笑しさみたいなものがある。
そこがいいし、そこがそそるよね☆(グサッ←ナイフで刺され音)


長い…長すぎたね…
でもほとんど一日で仕上げた自分を褒めてあげたい!!
最後まで読んでくれた方、本当にありがとうございます☆
座談会28.jpg
そして宣伝。
こんな感じで歌謡曲を語るイベントが2月9日(日曜)、
阿佐ヶ谷よるのひるねにて開催されます☆
今回は中山美穂さんの特集が半分、春の曲特集が半分という構成。
イベントの感じは前回の様子を御覧くださいませ。
歌謡曲に詳しくない方でも楽しめるイベントですので是非☆
ご予約はこちらまでフルネームと携帯番号をおしらせくださいませ。
よろしくお願い致します!
ではよろしければ阿佐ヶ谷でお会いしましょ〜☆

23-22-03.gif
おまけのフレンチー☆
posted by 大久保ニュー at 10:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月20日

ノートルダムにウィルス

51mSIJzrJ2L._AC_UL900_SR615,900_.jpg
『ノートルダムの鐘II』2002年

私は今、南のひとつ星を見上げてはいないが、泣いている。
いい涙。
物語にというか、愛に感動しての涙でもあるし、
絶対に人生って予測がつかないものだという希望の涙だ。

いや、少しは予感していたのかもしれない。
なんせ私は「2」が好きなのだ。
「ザ・フライ2」に「バットマン2」、
極めつけの「氷の微笑2」は超偏愛映画の私なのだ。
1はひどいと思ったけど…もしかしたら…
そんな甘い予感はあった。

もちろん最初は意地悪な顔で眺めていたと思う。
へー、あんなに意地悪な催しをしてたのに「愛の祭り」だあ?
7年も経つのに、まだ自分を好きな男の前で他の男とイチャつくんだ?
27歳の男の性欲をナメすぎじゃない??
まさに「うへぇ」だわー…とか思いつつ、
「1」より前のめりで観ている自分に気づく。
つくづく私は「殺人」とかで盛り上げる展開よりも
「色事」で進む話が好きなんだなー。

そしてまたこの映画を観たタイミングもよかったんだと思う。
ルックス的に絶対ムリな男(カジ)と、
仕事として付き合わなきゃいけないヒロイン(美人)がでてくる。
そのムリな男が子供と仲良くしているので「いい人かも」と思うシーンがある。
ほとんどの人はここで「いくらそれでも無理だろー」と思うかもしれない。
でも私は「さすがヒロインだわー」と感心したのだ。

つい先日、性にオープンな女性たちと呑む機会があった。
「女性のオナニー」がまったく波風たたないデフォルトな世界線。
「何をおかずに」でようやく話のネタとしてOKが出るような…
つまりは昔で言う「スケベ男たちの集い」に交ぜてもらった。
そこで一人が「子供の扱いが上手い男ってセックスも上手いと思わない?」と
発言すると、賛同の意見が相次いだ
(私は清純派だからわからないし、黙ってたよ☆)。
要約すると「相手の望むものを考えられる」というのがポイントらしい。
なるほどー…と思いつつ「でも、考えられない男に考えるきっかけを作るのって
楽しくない?」って意見は飲み込んだ。清純派として。

そんなことがあったので、
ヒロインが「いい人」って思うことにリアリティを感じられたのだ。
きっと幼少時から悪の手先として使われてきたヒロインは
色々な経験があるだろう。
「子供扱いの上手い男は…」を知っていても不思議ではない。
そこがスムーズに納得できたからか、のちのラブストーリーに
どっぷり浸かることができた。
幸せすぎて倒れてしまったカジに「それって伝染する?」という台詞があるのだが、
本当に伝染してゆくかのようなラストは最高だった。
ここまで愛に溢れたラブストーリー、そうそうないよ!!

「名作とは己を映す鏡」との言葉は私が今作ったものだけど、
私はこの映画で色々な己を知ってしまった。
自信満々だった護衛隊長が孤立してしまうシーンや、
幸せの絶頂から突き落とされたカジにグッときてしまうのだ。
私はどうやら「弱り目」に興奮してしまうらしい(知ってたけど)。
「今なら付け込めるんじゃね?」という邪悪な笑みが浮かんでしまう。
免疫力が下がったところを狙うウィルスのようね…私…

いやいや、清純派として可愛い私もアピールしたい。
カジが両手でそれぞれ鐘を鳴らすシーンがグッときた。
素手で鐘を揺らしてガラガラ鳴らすんだけど、
その時のカジの笑顔が最高に楽しそうで眩しいのだ。
「仕事に楽しみがある男」っていいなあ…としみじみ思った。
いや、「仕事の中に楽しみを見つけられる男」なのかな。
「疲れたアピール」もグッとくるけど(ウィルスとして)、
やっぱり笑顔がいちばんだよね☆(どう?私、清純派?)

さて、落書きはどこを描こうかな…
やっぱ、いちばんハートに刺さった落ち込むカジかな。
怒りから哀しみに変わるあの描写、最高だったなー。
これから脳が怒りに支配される時があったら
「このまま怒り続けてたらかわいくないかも…」と、
カジのマネをして悲しもうと思う。
清純派にはそっちのほうが似合うはずだもの☆
ブログ2.jpeg
いやー、とにかくこの映画を観ることができて幸せー☆
引き合わせてくれたゲームに感謝!!
また大好きな「パート2」映画が誕生したのも幸せ☆
あんなに意地悪な気持ちで観始めたのにね。
こんな幸せな裏切り、最高だわ…そりゃ泣くよ!!
みんな幸せになってしまうがいい!!それから私も!!!!

万一、この感想を読んで、
「そんなに名作なら観てみようかな」と思う方がいるかもしれない。
そして観てみたら「これでそんなに感動できる…?」とか
「え…思ってたのと違う…」とショックを受け、
「時間の無駄だった…」と後悔の涙を流すかもしれない。
でもそれも、予測のつかなかった涙。
あなただけの宝物だと思うよ☆
posted by 大久保ニュー at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月19日

ノートルダムで喫煙やら緊縛

という訳で映画の感想記を始めてみます。
記念すべき第1回目は…
Fd5H_3FUcAExtwx.jpg
『ノートルダムの鐘』1996年

ノートルダムってどこだっけ??
って思ったらフランスだった。
そういえばパリ旅行から帰った時(15年前か!)、
編集さんから「ノートルダム寺院に行かなかったんですか??」って
呆れられたことがあったな。
基本、おみくじがない神社仏閣に興味ないの☆

なぜゆえこの映画を観たかというと、
ずっと遊んでいる「ディズニーマジックキングダム」というゲームで
年末からノートルダムのイベントがあったからだ。
主人公がせむしの男だというのは知っていたが、
セクシーなベリーダンサーみたいな女子がいる。
「え、この二人が愛し合うなら、観てみたい☆」というのが動機。

原題は「THE HUNCHBACK OF NOTRE DAME」。
直訳すると「ノートルダムのせむし男」。
「せむし男」が放送コードに引っかかるので「鐘」になったらしい。
海外、果敢だなーと思ったが、
「HUNCH」は「丸める」とか「猫背」とかの意味があるらしい。
じゃあ日本語の「せむし」は…と調べてみたら
「昔、背に虫がいるためと誤信したことから」ってひどい。
放送コードどころの話じゃなかった。
他に対応できる言葉がないところが、いじめ大国っぽいね☆
ちなみに原作本のタイトルは「ノートルダム・ド・パリ」。
たしかに商業的に味気なさすぎね…「鐘」で正解かも!

話を脱線させると(まっすぐに書く気はさらさらないが)、
昔、研究者であったパパンに「『悪い』って漢字は『亜細亜』の『亜』に『心』って
書くのは何で?」と質問したら、元漢文教師のママンも参戦し、
辞書やら何やらが総動員される騒動になったことがあった。
結果「亜」というのは真ん中の縦線のない「亞」のことで、
それは象形文字で「せむし」の形を意味するものらしい。
つまりは「ゆがんだ」「心」が「悪」となるという結論だった。
「じゃあ何で亜細亜には「ゆがみ」を使ったの?」という質問には
「昔、せむしの人は「神の使い」として崇められた。
「亞」には「人を引きつける」という意味もある」というような
ことを言われたのだが、これは「知的な家育ち」アピール☆
本当にそうだかは謎だが、私はこの説をとても気に入っている。
「ワル」って魅力的だものね☆

で、ようやく、3ヶ月間1本も観ないままサブスク代が引き落とされていた
ディズニー・チャンネルで、この映画を観ることにしたわけです。
あんまり家で映画を観ないけど、映画館と違って
タバコを吸いながら観れるのがいいよねー…と思いながら再生ボタンを押すと
本編前に「この映画には喫煙シーンがあります」とのテロップが流れる。
たぶん子供への影響ということでの表示なのだろうけれど、
そこまで神経質になるのは何の影響なのかしらね☆と煙をふかした。
(これだけ書いてまだ本編に触れられていないのは喫煙の影響ではないはず)

「ひでえな…」
本編終了後、エンドロールを観ながら言葉が漏れた。
素直な感想を声に出せるのも自宅鑑賞の醍醐味だよね☆
お話自体が「悲惨なこと」を描いている部分もあるし
(冒頭、悲惨すぎる「殺人」がある。「喫煙」より軽いのかな?)、
報われない恋もあるから「ひどい」んだけど、そうじゃなくて。
「弱者はこれぐらいの扱いでもありがたいだろうし、
感動的じゃない?」ってゆう強者の思惑がひどすぎた。
「全体的に差別的です」ってテロップを流してほしかったぜよ…

でもまあ、社会って9割くらいそんなものよね。
私も9割はゆがんでいるので、そこはどうでもいい。
全体的には「ひでえ…」だったが、部分部分ではグッときた。
「喫煙」は全然心に残らないが(まじでどこにあったか思い出せない)、
「差別」は全体に濃厚にある(メインはジプシー差別)、
その上「服従」「緊縛」「WET&MESSY」「寝取られ(?)」と
かなりホットなキーワードが並ぶ。
かなり心浮き立つ映画であることは確かだ。

もちろん絵のクオリティは恐ろしく高い。
ディズニーらしい細部までのこだわりと大胆なアクション。
中でも最初の方に出てくるカジ(主役)の洗顔シーンが素晴らしかった。
屋根をつたう雨樋のような水路を華麗に滑り降り、
溜まった水で洗顔するのだが、その瞬間、
雄大な町並みを背景に歓喜顔のカジが朝陽に輝くの!!
パシャーン!!ときらめく水しぶきがスローモーションになるその一瞬は
映画史に残る清々しい洗顔シーンだろう。
私も洗顔したら両手を広げることにする☆
イラスト.jpeg
あとヒロインが偉い人に「黙れ!!」って言われた後、
間髪入れずに「黙らない!!」って拳を突き上げるの、よかったなー。
いつの日か真似したい。
呑み屋で「よく喋るねー」とか言われた時とかに。
「今のは『ノートルダムの鐘』って映画の中でね…」と
くどくど説明する私の未来予想図が見えた…早く言いたい☆

でもマジでひどかったなあ…と思いつつウィキを調べたら
原作本とは全然違う展開らしい。
あらすじを読んだら原作は救いようのないくらい、ひどい話だった。
でもひどいけど、納得はいく。
でも納得はいくけど、読む気になれないくらいひどいなー…
そしたらなんと、映画の最後に宣伝で
「ノートルダムの鐘2」があることを知る。
え? これだけ原作を冒涜した上で、続きを作ったの???
久々に「観てやろうじゃーん☆」という意地悪な闘志が湧き上がった。
というわけで次もたぶんノートルダム!

「このブログには意地悪な描写があります」って断り書きを入れるべきだね☆
posted by 大久保ニュー at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月18日

ストレッチしなくては

ブログ0.jpeg
去年から俳優さんたちがオンラインでストレッチをする会に、
ちゃっかり交ぜていただいている。
万年運動不足な私の身体はガチガチに固まっていた。
初回で両手を上に上げたら、腕の付け根から「メキッ」って音がした。
考えてみると、手を上げたのって久しぶりだなー…ってレベルの運動不足。
毎回身体のあちこちから不思議な音を鳴らしている。

なんやかやで半年ほど続け、ストレッチにも慣れてきた。
特にお尻周りと肩甲骨周りをほぐすストレッチは毎日している。
ところが、年末年始にものすごい仕事のしわ寄せが来てしまい、
2週間ほどサボってしまった。
そして年始最初のストレッチ会で、身体が固くなっていることを実感した。
ああ、半年続けても、2週間で退化するんだな…と実感したし、
ああ、これって漫画と一緒だな…と気がついた。

普通、漫画家がデビューする時は「漫画が描きたくて仕方ない!!」という
情熱を持ってデビューするものかもしれないが、
私は「仕方ない期」は高校時代で終わっていた。
いや、「面白い漫画が描きたい!」という熱は今も胸の内にあるのだが、
「絵を描きたい☆」って情熱は専門学校時代に激減してしまっていた。
それでも持ち込みをしてまで漫画家になったのは
「漫画家という肩書きを手に入れたい!!!!」という
野望に突き動かされてのことだと思う。
あの頃の「なれるはず!!」という根拠なき思い込みは
若さの産物だったのだろうか…今も持ち込みをした自分に感謝している。

話がズレた。
で、運良く連載がもらえて漫画家になるのだが、
最初は月産4ページ。
バイトして、バイト後は呑みに出て、その合間に描いていたので
4ページを仕上げるのに1週間以上かかっていた。
絵にはまったく自信がないので、いつも戸惑いながら描いていた。
なんとか脱稿して、またバイトと呑みに流され、
次の〆切になると、またまっさらな自信のない私に戻っていて、
またしても戸惑いながらの執筆…
そう、もっと頻繁に描いていなくてはダメだったのだ。
そしてそれは、今も毎月痛感していることだった。

その感慨と同じことをストレッチでも感じてしまった。
思えば似たようなことは暮らしの中に多々ある。
「こまめに掃除をしておけば…」
「毎日領収書を整理しておけば…」
「録画してすぐ観ておけば…」
後になってツケが回ってくることばかり。
「毎日コツコツ」を大事にしなくてはいけないのだなあ…
わかっちゃいるけど根っからのキリギリス体質の私には超難題。

しかし、「私ってそういう人間だから〜」の上にあぐらをかいていたところで
何になるというのだろう?という気分になった。
運動音痴だろうとストレッチはしたほうがいいし、
オシャレな部屋でなかろうと人を呼べる部屋のほうがいい。
「一年の計は元旦にあり」ということで(1月は元旦☆)、
ちょっと己に新しい習慣を課そうと思った。
そう、漫画家としてのストレッチをしようと思ったのだ。

まずはインプットを増やしたい。
いつの間にか仕事期間中は仕事しかできない人間になってしまい
(逃避で呑みに行くことはあるけれど…トップシークレット!!)、
脱稿後は心がカッスカスになってしまっているのだ。
昔はテレビを流しながら仕事ができる人間だったのに…。
しかも無駄に入会している配信サイトで、
1本も観ないままサブスク代が引き落とされるのも頭にきている。
もう見てやる。毎日見てやる。

そして2年前から原稿をフルデジタルで入稿するようになったのだが、
本当に仕事のみでしか使わないので、技術がまったく進歩していない。
もっと色々と試してみたいので、iPadで気楽に落書きをしたい。
あと、駄文をだらだら書き綴りたい。
文章力もやはり不断の努力のようなものが大事だと思ったから。
先日のブログも「この文章って面白いの…?」と不安になってしまった。
やはり漫画家たるもの文章力もストレッチしておきたい。

以上を踏まえて「映画の感想記に落書きを添えれば?」と思い、
感想サイトに登録をしてみた。
しかし画像が貼れなさそうだし止めた。
いや、私の好きな映画の感想を見たらロクなのがなくて萎えた。
別に日々のリハビリなんだし、ブログでいいじゃん…ということで、
これからここで始めてみようと思います。
〆切の重圧に負けないで、続けられますように!!

ってな感じでだらだら書いてゆくのでよろしくね☆
posted by 大久保ニュー at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月17日

告知と雑煮

新年、明けましておめでとうございます☆

…ってもう明けてから半月以上経ちましたが…
1月はお正月☆(ざっくり脳)
今年もよろしくお願いします!!

さて、1年ぶりのブログ更新。
まずはこの1年のお仕事情報をお伝えいたします。
81IcYMTpz0L.jpg
久しぶりに本が出ました☆
『15歳、プロ彼女』の続編で、
現在「グランドジャンプめちゃ」にて連載中の漫画『職業:女』がめでたく単行本となりました!
巻末には、ふめいちゃんと私の対談も収録されております。
是非ともご一読くださいませ☆
そして単行本の続きは「めちゃコミック」にて読めますので、
よろしくお願いいたします。
続きが出せるよう頑張ります!!!!

そして年末より「めちゃコミック」にて新連載が始まりました☆
221213_ookubo_thumbnail.jpg
『言いたい放題3世代』!!!
女だけの3世代一家に起こった事件(?)を
わーわー楽しく姦しく描いております。
こちらも是非ともよろしくお願いいたします!

そして春まで連載していた『私はたぶん炎上案件』も無事に完結。
私はたぶん炎上案件〜45歳が20歳の男と〜水色.jpg
45歳のテルコさんの恋&人生模様は
私の漫画らしいラストになったと思います。
読者さん&編集さん&配信に関わってくださった方々に心より感謝であります!!
各電子書籍書店にて配信されていますので、ご一読くださると幸いです

あいも変わらずコロナ禍真っ只中ですので、
歌謡イベントもなかなかできませんが、
8月にはnicoたんを相棒に迎えて久しぶりに開催できました☆
00--チラシ3.jpg
(当日の様子はこちら)
そして歌謡ラジオの方も続いております。
1月25日の放送で、なんと200回目となります!
毎週水曜24時15分(木曜0時15分)より、
調布FMにて「真夜中の歌謡選抜・硝子のON AIR」放送中☆
無料アプリ「リスラジ」でPCやスマホからも聞けますのでお聞きくださいませ。

…と、宣伝してからの近況日記。
雑煮について記したいと思います。

年末にライターの白央篤司さんが素敵なお雑煮の記事を書いていて、
Twitterでもたくさんの雑煮写真を目にしていました。
正月に帰省する直前、白央さんに「うちのお雑煮写真も撮ってきますねー☆」と
メールしていたが、私はその写真を送れませんでした。
その理由は…
(ってなんか哀しい予感のする書き出しだけど、全然違うからね☆)

大久保家のお雑煮は超シンプル。
具は大根と里芋と餅。上に青のりと柚子の皮。あと三つ葉だ。
肉類一切なし(鰹出汁だけど)。
小さい頃は青のりが苦手だったので、あまり好きではなかったし、
大人になるにつれお餅が得意じゃなくなり「半分でいい」とか言い出す始末。
もちろん年々「毎年食べられるのはありがたい…」としみじみしていたが、
特に深い思い入れもないものだった。

脳梗塞でパパンが倒れた頃…つまりは20年前くらいだろうか。
パパンは失語症になり、話がわかってるんだか不明な状態になった。
その頃から毎年、お正月にママンから新婚時の恨みを聞くことになった。
「結婚して最初のお正月にね、お雑煮を作ったら
『これは雑煮じゃない』って言われて作り直したのよ!」という恨み。
本当に毎年聞かされていたが、その話をし始めたのは結婚してから40年目。
40年間も燻り続けた想いだもの、何回だって聞きますよ。
私は毎年ママンから話を聞いては「それはひどいねー」と相槌を打ち、
「ひどいことしたんだねー☆」とパパンに笑顔で話しかけるのが正月のお約束だった。

そして3年前にパパンが他界した。
毎年正月に訪ねてくれたご家族は沖縄へ引っ越され、
姉はだいたい仕事なので、母と私の二人きりの正月になった。
去年で86歳になったママンはそれでもお節をしっかり作っている。
お節だけでなくママンが変わらずにいてくれることは本当にありがたい。
IMG_3582.jpeg IMG_3581.jpeg
(実家のお節。
茹でた豚を辛子醤油で食べる「しょうゆ豚」が母方での伝統らしい)

でも、変わってしまったことがある。
それがお雑煮だ。
IMG_8811.jpeg
正月一発目に出たお雑煮には、いつものお雑煮にほうれん草が入っていた。
そして出汁はあごだしと根昆布だしのミックス。
うん、美味い。
大きな変化ではないものの、少し新鮮な気持ちでお雑煮をいただいた。
しこたま呑んでしまったので、居間のソファーで爆睡。
そして2回めのお節タイム。もちろん呑みまくる。
そして2回めのお雑煮が出たのだが…おおお。
私が寝ている間に海老の殻で出汁を取ったらしく、香りからして全然違う!
そして具にもエビが追加され、彩りも鮮やかになった。
もう完全に今までのお雑煮と別物。
これは「大久保家」でも「母方」でもない、
「カズコ86歳のお雑煮」だった。
そしてそれはとてもとても美味しかったのだ。
雑煮をつまみにもう一杯呑んでしまうほどに。

加えてもうひとつ変わったことがあった。
今年は例の「お雑煮を作り直した愚痴」が出なかったのだ。
憎き伝統を改変し、
更には己の好みをぶち込んで(ママンはエビの殻で出汁を取るのが好き)、
それがとても美味しかったという快挙は、
嫌忌の念からママンを開放してくれたようだ。
このことは漫画を描くことにも似ていると思った。
己の経験やら考えを煮詰めてオリジナルの漫画は誕生する。
漫画って「雑煮」なのかもしれない。
いや、漫画だけでなく、あらゆる行動、言動、胸の内、
人生是雑煮なのかもしれない…
私も私自身だけでなく他人様にも喜んでもらえる雑煮を振る舞わなくては…
エビの香りを嗅ぎながら強く思った。

そんな思いを白央さんに正月からメールで送るのも長すぎるし、
白央さんが集めているのは土地とお雑煮の関係だろうし、
そもそもエビ入り雑煮の写真が撮れてないしで、報告できなかったのです。
以上、長い言い訳でした。
IMG_1979.jpeg
(写真フォルダを見てたら5年前に撮ったスタンダード雑煮が出てきました)

では皆様、今年を良い年にしてゆきましょう☆
posted by 大久保ニュー at 15:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする